これは20代前半の女性エダの物語。
おなじ年頃の人々のように、彼女も行き先を見失っていました。
夢へと向かう旅の途中で、彼女は道に迷っていました。
愛をさがす旅の途中で、彼女は迷子になっていました。
オウルと出会うまでは。
彼女の情熱を後押ししてくれた、その人と。
人との関わりに刺激を見いだす支えとなった、その人と。
そして彼女に傷心という感情を教えた、その人と・・・。
時間や記憶がばらばらに散りばめられた、いくつかの部屋からなるシュールレアリズムな世界に暮らす女性と、その恋人にまつわるほろ苦い物語を綴ったゲームです。手がかりとなるピースを集めて、パズルを解き、扉を開くことで、彼女は先へとつづく道を見いだすでしょう。彼女がいつしか忘れてしまっていた、恋人との間のひみつを解き明かしながら。
過去と向き合い、未来へと歩を進める過程を追体験
最愛の人を失った『エダ』という女性が悲しみを乗り越え、克服していく様子までを描いた、ほろ苦い物語です。
ゲームの舞台となるのは、エダの記憶を象徴するオブジェで埋め尽くされた世界で、エダの心の状態が描かれています。暗くて怖い世界から始まり、悲しみに打ちひしがれている様子が描かれています。ひとつひとつの記憶を再訪していくうちに、エダはその記憶との折り合いをつけ、少しずつ強い人間へと変貌していきます。
『When the Past Was Around 過去といた頃』は、多くの人が共感できる関係の喜びと悲しみを回想しながらも、それぞれの愛には、それぞれの事情があり、個性的なものであることを暗示させるストーリーになっています。
ゲームの特徴
ゲームプレイによるストーリーテーリング
本作はゲーム中に台詞が一切ありません。パズルデザインと音楽、そしてエダやオウルの仕草などでは本作のシンプルで、普遍的なラブストーリーを表現しています。
章仕立てでエダの過去を体験
ゲームはいくつかの章で構成されています。プレイヤーは部屋の間を行き来して手がかりをつかみ、謎解きをしてストーリーを進めます。1つの章が終わるとエダの記憶の断片がインタラクティブコミックとして流されるため、プレイヤーはより容易にストーリーを理解することができます。
誰でも親しみやすいポイント&クリック方式のプレイ、印象深いサウンド・・・
・私的であり、普遍的でもある物語。過去を乗り越え自分を探し求める道を綴ったゲーム。
・宝箱を開ける。お茶を飲む。洗濯をする。日常のなかにあるものごとに隠されたさまざまなパズルを解き、謎を明らかにします。
・手描きされた日常的な舞台を先へと進んでゆく、甘美で風変わりな旅。
・平穏な日々から不安に苛まれる瞬間まであなたと共にある、バイオリンをフィーチャーした美しいBGM。
対応プラットフォーム
開発:
Mojiken Studio / Toge Productions
Nintendo Switch:
・各国のeShopで発売
PlayStation 4:
・各国のPlayStation Storeで発売
Xbox One:
・各国のMicrosoft Storeで発売
・Windows 10対応予定
対応言語:
日本語、英語他 (メインメニューのみ。ゲーム本編にテキストはありません。)