戦国の怪作シューティング、まさかの復活
Viscoより2000年にリリースされたアーケード用縦スクロールシューティングゲーム『婆裟羅』と、その続編『婆裟羅2』(2001年発売)が2019年、家庭用ゲーム機でまさかの復活。オリジナル版に加え、画面をフルHD化およびキャラクターを3D化さらには最大4人同時プレイに対応した新ゲームモードも収録しました。
1作目登場以降、遊びやすさと独特の世界観がシューティングゲームマニアから高い評価を受けつつも、家庭用ゲーム機には一切移植されてこなかった本シリーズがいよいよPS4, Switch, Xbox Oneで復活を遂げます。
『婆裟羅』ストーリー:
慶兆五年、内大臣徳川家康の手によって大坂城は落城する。
家康は豊臣の象徴とも言える城に火を放ち、秀吉の遺児である秀頼を害することによって、自らの強大な力と豊臣の時代の終わりを天下に知らしめたのである。
しかし時を同じくして、この家康の横暴を見過ごせない者たちが、一人また一人と立ち上がったのである。ある者は己が信念のために、またある者は愛する者のために、そしてある者は忠義のために・・・。
徳川家康という巨大な敵と、彼らの戦(いくさ)が今まさに始まろうとしていた。
婆裟羅シリーズについて
日本の戦国時代をベースにした架空の時代「慶兆」および「天翔」年間を舞台にした縦スクロールシューティングゲームです。時の権力者(1作目は徳川家康 / 大阪の陣が舞台、2作目は織田信長 / 本能寺の変が舞台)に反逆の戦いを挑む武将たちの戦いを描きます。
本作最大の特徴は戦国時代然とした世界でプレイヤーは騎馬のようなデザインのエアバイクにまたがり、敵の戦闘機や巨大要塞と戦う、SFメカと中世日本が融合した独特の世界観が挙げられます。本作を唯一無二の存在にした『婆裟羅アレンジ』の斬新さはゲーム市場で根強い人気を得ている戦国時代アクションの先駆けとなりました。
プレイヤーが操作できるキャラクターは『婆裟羅』が真田幸村、雑賀孫市、島左近の3人から。『婆裟羅2』ではよりパワーアップして武田信勝、百地三太夫、清龍坊、明智光秀、雑賀孫市(1作目の祖父)の5人から選んで戦いに挑みます。
本作『婆裟羅コレクション』は、ブラジルのゲームスタジオQUByte Interactiveがオリジナル版『婆裟羅』および『婆裟羅2』を開発・発売した株式会社ビスコよりフランチャイズのコンソールおよびPC用発売権利を取得。オリジナル版発売から約19年を経て、はじめて家庭用ゲーム機で遊ぶことができるようになりました。