アウトバディーズDX

真実を自分の目で確かめろ！

冒険家兼海洋考古学者のニコライ・バーンスタインは南大西洋の奥深く、海底36,000フィート下に古の神々がつくりだした地下都市『バラム』が存在することを世に発表する。しかし彼の発表は荒唐無稽な空想話と学会や世間からは冷笑され、誰も信じるものはいなかった。

ニコライはバラムが実在することを証明するため、自ら南大西洋に赴くが、乗っていた飛行艇が難破し海中に没してしまう。海の奥底でニコライを助けてくれる機械とも生命体ともいえない不思議な存在『バディ・ユニット』が彼を蘇生させた。そこは海底のさらに下に広がる広大な空間だった。『ここがバラムに違いない･･･』この状況を理解するべくニコライは暗い洞窟を進んでいくが、そこには不吉な存在が待ち受けているのであった。

Co-opプレイをサポート：
ローカルCo-op（協力）プレイをサポート。1人がニコライを、もう1人がバディ・ユニットを担当します。バディ担当はニコライをサポートし、迫り来る脅威から先手を取って対応することが問われます。

ゲームの注目ポイント：
・開かれた鮮やかなファンタジー世界を探検
・リアルなメトロイドヴァニアゲームプレイに装備、謎解き、イースターエッグが満載
・ローカルCo-Opサポートによる独自のデュアルヒーロー方式
・壮大なボスバトル、信頼できるAI
・魅力的なストーリーと印象的なキャラクター
・60fpsで高い動作の自由
・手作りのドット絵、どんなディスプレイ解像度にも歪みなし
・OGRE musicによるオリジナルサウンドトラック
・昔のディスプレイモニターを意識したエフェクトなど豊富なオプションを用意

失われた都市・バラムを探索し地上への帰還をはたせ

もっとも原作の精神に忠実な『メトロイドヴァニア』。

ドイツ人医師・ジュリアン・ローファーは本業の傍らメトロイドヴァニアゲームの開発をはじめます。そして開発を続けること実に7年の歳月を経て完成させたのが本作『アウトバディーズ』です。PC版リリースからユーザーフィードバックなど経て、より完成度の高まったコンソール移植版がこの夏登場です。

プレイヤーはニコライを操り、海の底奥深くにある地下都市・バラムを探検します。バラムは大きく5つのエリアに分かれており、それぞれが特徴的なつくりになっています。プレイヤーはエリアを自由に行動し、地上へ戻る手がかりを探していきます。

バラムには侵入者であるニコライを狙う『モングロル』と呼ばれる謎の生命体など不気味な生物がうごめいています。しかし5000年前に神々の奴隷としてバラムに連れてこられた『ウォザン』と呼ばれる友好種族も住んでいます。彼らの協力を得ることができれば、強力な敵を倒すための大きな力となってくれるでしょう。

またバラムのどこかに『古の武器』と呼ばれるアップグレード可能な強力な兵器が隠されています。それらの武器やスーツを強化するパーツを入手することで敵との戦いを優位に進めることができます。

孤独なプレイヤーのより大きな味方『バディ・ユニット』もお忘れなく。プレイヤーの命を助けてくれた『バディ・ユニット』は大きな石などプレイヤーがどうすることもできない物を運んだり、隠し部屋や敵を探してくれるサーチ能力を持つ頼もしい相棒です。バディのの力をうまく使いこなすことができなければ、ニコライは再び地上の陽の光を拝める機会はないでしょう･･･。

作者：ジュリアン・ローファー氏からのコメント

『アウトバディーズ』は、日本のゲーム文化や「ラピュタ」や「ナウシカ」などのアニメの影響を強く受けたゲームです。私はゲームボーイやファミコンを始めとした80～90年代に育ちました。約7年間作ってきたゲームを今、任天堂やソニーのゲーム機で遊べるなんて夢のようです。

『アウトバディーズ』は、漫画やアニメのように可愛らしさを前面に出しつつも、孤独感やホラーのような雰囲気を醸し出しているのが特徴です。ストーリーは非常に複雑で、NPCとのやりとりや環境の変化、プレイヤーの想像力に左右されます。

一見しただけではわからない、自分がコントロールできていないような不気味な感覚は、地下都市バラムの奥深くに進むにつれて増していきますが、この物語の進め方は、日本のアニメ作品が観ている人をグイグイと引き込むのと同じように、非常によくできていると思います。

個人的に言えることは、ゲーム性の深さとバランスの良さは、メトロイドヴァニアのジャンルの中でも最高だと思います。この目標を達成するためにPC発売から半年間、多くのベテランプレイヤーの方々にテストをしていただき、アップデートを重ねて完成度を高めてきました。皆さんがコンソールで遊べるバージョンは最高の体験ができるメトロイドヴァニアゲームの1つとして自負しています。

また、日本のプレイヤーの皆さんは、より複雑な入力やゲームの仕組みを理解しているので、『アウトバディーズ』が日本でも受け入れられると確信しています。ゲームの発売にご期待ください。