このゲームについて
見ず知らずの2人が未知の力によってルームメイトとして引き合わされ、2人を脅かす陰謀に巻き込まれていきます。
フランクはオリオールシティの古びたアパートの管理人で、自分が正気を失い、周囲の世界とのわずかなつながりも失いつつあることを不安に思っており、ドレイクは日光アレルギーのため、夜に活動しています。2人とも幻覚を体験し、自分の過去についての答えのない疑問を持っています。彼らが求める答えは、この不思議な体験の中にあるのでしょうか? 2人はアパートのあちこちに残された付箋紙でコミュニケーションを取るしかありません。しかし、この会えない状態にもかかわらず、彼らは関係を構築し、謎を解き明かし、生き残らなければならないのです。
ゲームの舞台となるオリオールシティは、細部まで描き込まれた美しいイラストの舞台で、謎や注目するべき人物、掘り起こすべき秘密に満ちています。フランクとドレイクは、これらの環境を探索し、パズルを解き、手がかりを見つけ、それぞれの悩める過去に、彼らが切実に求める答えを見つける必要があります。
このゲームでは2人のキャラクターを、昼はフランク、夜はドレイクで交互に操作することになります。 どんな選択を行うかで、相手の未来でできることが変わって来ます。2人は別々に行動しなないといけませんが、絡み合った2人の運命は、築き上げる信頼と友情にかかっています。
特徴
本作は、2人のキャラクターが周囲の世界に対して感じている不安や幻覚のような存在を、美しいグラフィックスタイルで表現しています。撮影された映像の上に手描きでフレームを描くという、とても手間のかかるロトスコープという手法です。この表現により、非凡な2人のキャラクターが平凡な世界に溶け込もうとしているという、フランクとドレイクの現実を反映しています。
どのルートにもユニークなパズルやミニゲームが用意されています。ストーリーを進めるために解かなければならないものもあれば、バックストーリーをより深く知るために必要なものもあります。パズルやミニゲームは、挑戦しがいがありながらも親しみやすいようデザインされており、豊かなストーリーテリング体験に興奮とバラエティを与えてくれます。
ゲームのストーリーは分岐しながら展開し、ユーザーの決断が後に大きな影響を与えます。何度もプレイすることで、フランクとドレイクの世界に隠された数々の秘密を解明し、さまざまなエンディングを体験することができます。
開発会社
Appnormalsはスペインのバルセロナを拠点とするインディーズチームで、Iñaki DiazとDani Moyaによって2016年に結成され、ストーリーテリングとイノベーションにフォーカスしたスタジオを作るというビジョンを掲げています。
彼らの最初のゲームである『Stay』は、Gamecritics.comから「称賛に値する真の業績」、Multijoueurからは「忘れられない体験」と称賛されました。
『フランク&ドレイク』はこのチームの2作目で、『Stay』のピクセルアートスタイルとは根本的に異なります。Ana Monteiroが脚本を担当し、Romina Correaがリード・アーティストを務め、才能豊かなプロフェッショナルからなるさまざまなチームメンバーが、3年近くにわたってこのプロジェクトに取り組んで来ました。